2005年 09月 03日
最近、昭和40年以前の住宅のガラス戸などの格子や桟の組み方に とても興味があります。 私が設計した住宅は ほとんどオリジナルで建具屋さんに作ってもらいます。 なるべく引き戸にして そして木に溝を彫ってもらい 手かけにして金物は使いません。 引き戸は開け放しておけば 部屋と部屋がつながります。 これが てかけ の部分。 先日建具屋さんに打ち合わせに行って 昔の建具は味があるものが多かったね。という話になりました。 古い建具の修理を頼まれて その建具を見ると昭和何年ごろの建具かわかるそうです。 それって素敵です。そういう「もの」には愛着がきっとわくのでしょうね。 だから修理して使い続けたいと思うのでしょう。 骨董屋さんなどにも古い建具があって いい味出しているものがたくさんあります。 今の既製品の建具が同じ年月を経たときに いい味がでるのでしょうか。 「年月を経て 味の出るもの」をつくりたいものです。 建具も家も・・・。
by coba-rei
| 2005-09-03 11:04
| 住まい
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